生まれて初めての体験ダイビングでビビッて引き返した男の話
こんにちは、左右です。
初投稿の記事は初めての体験ダイビングでビビッて引き返したという話をしたいと思います。
私の初めてのダイビングは沖縄県の慶良間諸島でのボートダイビングでした。
写真を見るとなんか余裕に楽しそうにしているように思えますが、この写真。
追加で潜った2本目の写真です。
1本目はビビッて引き返した上に、ガイドさんの手を全力でギューギュー握っていました。(当時の女性ガイドさん強く握ってごめんなさい。)
当時の記憶を振り返る
沖縄特有のゆるーい感じのスタッフさんから、耳抜きの仕方、水がマスクの中に入ってきた時にマスクから水を抜く方法、レギュレーター(咥えて息を吸う装置)の中に水が入ってきた時の水の抜き方、船上で息が吸えることを確認してから、ウェットスーツを着て、後は装備をスタッフさんに着せられるままに装着。
自分に何が付いているのかよくわからず、正しくついているよね?っとちょっと不安になりつつ、船のへりに座る。
レギュレーターを咥えるように言われて「咥えたね。」と船上スタッフさんが確認したら、「はい、手をここについて、行きますね~」何をどうされたのかよくわからないまま、海へ「ドボンッ。」
装備付けているから息はできるけど、いきなりの出来事に早速水面でバシャバシャ大暴れ。しかも、タンクの重さで後ろにひっくり返されるからさあ大変。
水中担当のガイドさんが近寄ってきてくれて、耐性を整えてくれてから、ガイドさんにめっちゃつかまってバランスを保とうとする。
水中に顔をつけると、海底までスコーンッと抜けて手、高いところにいるような恐怖。
「ヤバイ」脳内でこの言葉しか出てこなかった。
ロープを伝って潜っていく途中で息苦しくなる
ロープを伝って海底に向かっていくのですが、息は据えているのに息苦しいし。
「無理無理無理!」
結局ビビッて引き返し、水面でハアハァゼーゼー。
ガイドさんが追っかけてきてくれて、「ゆっくり呼吸して、しっかり吐くようにしましょうね。」
少し落ち着いたところでもう一度ガイドさんに手をつながれながら潜っていく。
怖くてガイドさんの手が離せないから、ズルズル水中へ引き込まれていくと・・・。
「あれ?なんか息しやすくなったぞ」(レギュレーターは空気中では息がしにくい仕組み)
それでも、恐怖感はかなりあったので、ガイドさんの手をガッツリ握って泳ぐと、だんだん気持ちよくなってくる。
10分ぐらい過ぎたあたりから、身体の力が抜け始めて楽に。
海から上がってくる頃にはなんかめっちゃ気分爽快で、「もう一本追加の場合は5,000円ですけど」に即答で「行きます!」
2本目はダイブリラックスして潜れたので、慶良間の海の美しさに魅了されていました。
体験ダイビングは最初、怖い人は怖いと思います。
全然怖くなかった~っていうダイバーに良く出会いますが、その怖さの先に素晴らしい世界に出会えたので、あの時海の中に引きずり込んで(?)くれたダイバーさんには感謝です。
初めての体験ダイビングはあたりを引きたい!
私はVELTRAから申し込んだのですが、たまたま良いガイドさんに当たったので、ダイビングの良さを知るところまで体験できました。
色々な口コミとかみると、ガイドさんの説明が雑、レンタル器材がいまいちなど、最初の体験でがっかりな気分になってダイビングそのものの魅力を感じれずに終わってしまうのはもったいないです。
最初の入り口はやっぱり大切で、ダイバーをしていて色々な方と話をさせて頂くと、最初凄い悪い体験ダイビングだったという人に出会ったことがありません。
人との出会いと同じで、最初の体験ってすごく大切なんだと思います。
料金が高くはなっちゃいますが、ガイドとアシスタントダイバーの二人一組で他のお客さんがいなくて安心できるまで練習してから潜っていける体験ダイビングやっているようなところがおススメです。
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