スタッフ紹介

スタッフ紹介:代表 佐野 佑介

ボイヤンシー代表の佐野佑介です。スタッフ紹介ページをご覧いただき、ありがとうございます。 地元浜松で鍼灸院を営みながら、大瀬崎を中心に活動しているダイブマスターです。

今でこそプロとして活動していますが、私のダイビング人生は「恐怖による逃走」から始まりました。

1. 逃げ出した体験ダイビング

2019年、沖縄の慶良間諸島。これが私の人生初めてのダイビングでした。 しかし、あまりの怖さにガイドさんを振りほどいて水面へ逃げ帰ったのが私のスタートです。 (※その時の情けない体験談はこちら

ガイドさんの粘り強い(?)サポートのおかげで、2本目にはなんとか泳げるようになり、終わる頃にはその美しさにすっかり魅了されていました。「この世界をもっと知りたい!」とライセンス取得を決意しました。

2. ライセンス取得後の「迷子」

コロナ禍での断念を経て、2021年にようやく念願のライセンス(OW/AOW)を連続取得。しかし、地元に帰ってから大きな問題にぶち当たりました。

「……で、ここからどうすればいいの?」

沖縄で取得したため、地元に頼れるインストラクターがいません。 「潜らないと潜れなくなる」という恐怖心から、メルカリで中古器材をかき集め、一人で伊豆の現地サービスへ飛び込みました。

3. 失敗だらけのファンダイビング・デビュー

初日はトラブルの連続でした。

  • セッティングでパニック: メルカリで買った中古BCDにホースが繋がらない。
  • 伊豆の洗礼: 初めてのドライスーツで浮力調整ができず、砂を巻き上げまくり。
  • ひっくり返る: 生物を見ようと近寄ればバランスを崩して転倒。
  • ドライスーツで息苦しい: 首のシールサイズがあっておらず息苦しさとの戦いでした
  • スクイーズで真っ赤: 胸にスクイーズの傷跡が残り、マスク痕がくっきり残る。

浜松へ帰る車中、疲労困憊で「楽しい」より「辛い」が勝っていました。でも、「このまま辞めたら負けだ。50本潜るまでは絶対にやめない」と、謎の闘志だけを燃やしていたのを覚えています。

4. 迷惑な(?)ゲスト時代とスキルアップ

「うまく潜れないのが悔しい」という一心で、YouTubeの解説動画を貪るように見ました。

月に一度のダイビングでは、ファンダイブなのに「今日は中性浮力をやりたい」「煽り足を教えてほしい」とリクエスト。

ガイドさんからすれば、「生物を見る気がない、やりにくい迷惑な客」だったと思います(笑)。

しかし、その試行錯誤のおかげで、経験本数が少ない割に「中性浮力がうまい」「エア持ちが良い」と驚かれるほどに成長していきました。

5. セルフダイビングとの出会いとプロへの道

25本を過ぎた頃、掲示板で出会ったベテランダイバーさんたちと「セルフダイビング」を始めました。

ガイドに頼らず自分たちで潜る経験は、さらに私のスキルを磨いてくれました。ダイビング中の自由な時間が増えたことで、バディが生物を探している横で、私は一人ひたすらスキル練習に没頭していました。

その後、沖縄のセルフダイバー仲間やインストラクターとの縁がつながり、2026年1月にダイブマスターを取得。

6. ボイヤンシー立ち上げへの想い

プロ資格を取ったものの、私は魚の名前を覚えるのが大の苦手です。 「ガイドとして人を楽しませるのは無理だ」とすぐに自覚しました(笑)。

でも、「ライセンス取得後にどうすればいいか分からず、迷子になっている初心者さんのサポート」なら、誰よりも自分の経験を活かせる。

ダイビングは、器材も、経験も、体型も、メンタルも一人ひとり違います。

「自分だけができないのかも」という小さな悩みを、一つひとつ一緒に解決していく。 そんな「お悩み解決専門店」でありたい。

かつての私のように、不安や悔しさを抱えているダイバーの皆さんが、自信を持って海を楽しめるようになる。そのお手伝いができることが、私の最大の喜びです。